ユニットバスで排水口トラブル発生！主な原因や対処法を紹介 -はままつ水道職人 -浜松の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

ユニットバスの排水口周りのトラブルで困ったことはありませんか？ワンルームの住まいやホテルなどでよく見かけるユニットバスですが、通常のバスルームと同様に、排水口のつまりなどのトラブルには注意しなければなりません。

しかし、排水口のつまりにはいくつか原因があり、その原因に応じた対応が求められます。では、具体的にどのようなポイントを押さえて対応すれば良いのでしょうか？そこで今回は、ユニットバスで排水口トラブルが発生した場合の主な原因や対処法を紹介します。

ユニットバスの排水口がつまるとどうなる？

ユニットバスの排水口のつまりを放置していると、雑菌や害虫が発生してきます。主に、ゴミが湿った状態で放置されることでそこに雑菌が発生し、洗剤のカスや油汚れを栄養源に害虫が発生するようになります。

換気扇や窓付きの浴室の場合は、そこから外の虫が侵入してくることも考えられますが、閉めても立て続けに発生する場合は、排水口のつまりや洗い場に残った汚れが原因である可能性が高いと考えられます。

一般的に発生する黒カビや小バエは、繁殖力が高く、一度熱湯や殺虫剤を使用しただけでは対処しきれないこともあります。

排水口のつまりでは、水が流れにくくなるのと同時に、悪臭や害虫も発生するため、なるべく早い対処が必要になってきます。

ユニットバスの排水口がつまる主な原因は？

ユニットバスの排水口がつまる主な原因についても押さえておきましょう。最も多いケースは、髪の毛によるつまりです。

排水口の受け皿に髪の毛が溜まることで水が流れにくくなるほか、排水管まで髪の毛が到達してしまうと、ぬめりが特徴のヘドロとなってこびりつき除去が難しくなります。

特に、女性で髪の毛が長い人は、髪の毛が同時に絡むことで余計流れにくくなってしまうため気をつけなくてはなりません。

また、皮脂汚れや石鹸のカスなども排水口がつまる原因になります。皮脂汚れは、放置することで冷えて固まることでぬめりを発生させ、掃除がしにくくなっていまいます。

排水口を抜けて排水管の内部で蓄積されてしまうと、そこで水がつっかえてしまい逆流の危険性が考えられます。

カミソリの替刃やヘアピンなどの固形物にも気をつけましょう。これらのゴミは、流れれば気づきやすいため除去しやすいですが、一個でも流れてしまうとすぐつまりを引き起こす可能性が高い上、排水管の内部に傷をつけてしまう可能性もあります。

なるべく軽い固形物は、シャワーホースの近くに置くのは控え、転がり落ちない場所に保管しておくようにしましょう。

排水口を自分でお手入れする方法

排水口を自分でお手入れする方法にはいくつか種類があり、誰でも手軽に始められるものばかりです。ただし、排水口の掃除と排水口がつまった場合の対処法で違いがあるため、それぞれのケースを想定して準備しておきましょう。

では、主にどのような手順でお手入れすれば良いのでしょうか？ここでは、排水口を自分でお手入れする方法について解説します。

排水口の掃除：塩素系漂白剤を使用する
塩素系漂白剤は、カビやぬめりに効果を発揮します。塩素系漂白剤と一緒に、ゴム手袋や歯ブラシも用意しておきましょう。

まず、排水口のフタとヘアキャッチャーを取り外します。そこで、この取り外したパーツに塩素系漂白剤をかけて、20分から30分ほど放置しておきます。最後に洗い流しますが、そこで取りにくい汚れは、歯ブラシを使用してこすり洗いしていきましょう。

排水口の掃除：重曹とクエン酸を使用する
重曹やクエン酸は、石鹸のカスや皮脂汚れに効果を発揮します。事前に重曹とクエン酸を2:1の割合で用意し、40℃程度のお湯も用意しておきましょう。

まず、排水口のフタを取り外し、排水口の上から重曹をかけます。その上から半分のクエン酸とお湯をかけて、30分ほど放置します。最後に洗い流して、再度取り付け直せばお手入れは完了です。

排水口のつまり：液体パイプクリーナーを使用する
排水口から水がスムーズに流れない場合は、排水口のつまりの可能性が高いため、液体パイプクリーナーを使用して対処しましょう。

液体パイプクリーナーは、ホームセンターやドラッグストアで手軽に入手できる上、使用方法も難しくないため、初めて対処する人でも簡単です。

まず初めに、排水口のフタとヘアキャッチャーを取り外し、直接排水口に液体パイプクリーナーを流し込みます。その後、規定の時間を守り放置してつけおきした後、流水で洗い流します。

排水口のつまり：真空パイプクリーナーを使用する
圧力を利用して排水口のつまりを解消させる真空パイプクリーナーは、液体パイプクリーナーでは対処できなかったつまりに対して効果的です。

真空パイプクリーナーは、液体のパイプクリーナーと同様に市販されているので、自力で試すことができます。

まず、真空パイプクリーナーのハンドルを下げた状態のまま、排水口の中心を狙って押し当てます。その後、ハンドルの押す・引くを繰り返して、排水口に少しずつ圧力をかけていきます。

次第に、低い音とともに流れていけばお手入れは完了です。真空パイプクリーナーは、しっかり中心と排水口を密着させることがポイントです。

解消できない場合は業者に相談しよう

自力で排水口トラブルに対処できない場合は、業者に相談して修理してもらうようにしましょう。作業が難しい場合や原因がわからないまま作業をすると、排水口が傷ついてしまい、大規模な修繕が必要になってしまうことも考えられます。

このような被害を防ぐため、なるべく早い段階で業者に相談しておくことをおすすめします。業者に依頼する際のポイントは、主に作業時間と作業費用です。

作業時間は、即日対応できるのかどうかがポイントになります。浴室は何日も使用しないわけにはいかない、生活に欠かせない場所であるため、早いタイミングで作業してもらうに越したことはありません。

そのため、住んでいる地域ですぐ対応してくれる業者がいるのかどうかを事前に確認しておくと安心です。

また、作業費用についても考えておきましょう。排水口トラブルに使用する機材によって費用が変動するほか、遠方から依頼する場合は、別に出張費がかかる可能性があります。

同業者であっても、費用の内訳はそれぞれ違いがあるため、複数の業者をピックアップして見積もりをしておくことで、住まいの環境における費用相場を確認することができます。

費用相場がわかれば、予算に応じて業者を選びやすくなるため、突然のトラブルにも備えられます。また、作業後のアフターサポートの有無やサポートの内容についてもチェックしておきましょう。

まとめ

この記事では、ユニットバスで排水口トラブルが発生した場合の主な原因や対処法を紹介しました。様々な汚れが発生する空間において、定期的なお手入れが大切になります。予防するために、日頃の使い方や掃除方法を見直しておきましょう。

また、住んでいる地域で信頼できる業者を見つけておくと、自力で対処できなかった際に心強い存在になります。日中忙しい人は、夜間や連休などでも対応してくれる業者を見つけておくと、いざというタイミングでのトラブルでも依頼しやすくなります。