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トイレつまりは薬品で修理できる!薬品の選び方と使い方

2023年03月09日 トイレ

住宅設備の中でもよくつまりトラブルが発生するのが、トイレです。故障しやすい分、解決法もたくさんあるトイレですが、その中でも比較的簡単なのが、薬品を使う方法です。

ただ薬品を入れ、放置するだけで修理できるため活用する方も多いですが、注意点を守らないと思わぬトラブルを招く原因になることもあります。この記事では、薬品を使ってトイレを修理する際の、安全な使用方法を解説します。

トイレのつまりは薬品で修理できる?

水が流れないなどのトラブルの原因は、主にふたつです。便やトイレットペーパーなど、便器に流すべきものと、おもちゃや文房具などの異物です。このうち、薬品で解決できるのは流すべきものが原因の場合となります。

とはいえ、修理できる範囲には限界があります。長時間放置された故障や、薬品では修理できないレベルのトラブルは対応できません。このような場合は、ほかの方法を試すか、業者の力を借りる必要があります。

薬品で溶けないものが原因の場合は業者を呼ぶ
また、異物が原因で起きた故障は、薬品では修理できません。配管から異物を取り除かなくてはならないため、業者の力が必要です。異物を流してしまったときは、すぐに業者へ連絡しましょう。

業者へ連絡する際は、異物を流してしまったことを伝えておくと、スムーズに作業してもらえます。

薬品で修理するときは原因に合わせて製品を選ぶ

トイレをはじめとした配管用薬剤は、それぞれ成分が違います。これは、故障の原因になったものにより、適切な成分が異なるためです。

例えば、トイレットペーパーをはじめとした水溶性の紙や、便などの排せつ物が原因の場合は、アルカリ性薬剤が有効ですが、尿石による故障には効果がありません。尿石もアルカリ性のため、中和されないためです。

尿石が原因の場合は、成分を中和できる酸性薬剤を使います。強い成分を含んだものを使って修理する際は、どの成分なら効果があるかをきちんと見極めたうえで用意してください。

薬品を使う上での注意点

排水口の中に入れるだけで修理できる薬剤は、とても便利な道具です。気軽に使おうとしている方もいるかもしれません。しかし、配管に使うものはどれも強力な成分を含んでいるため、取り扱いに注意が必要です。薬剤を使用する際は、この後解説する注意点を必ず守って使用してください。

薬品を使うときだけでなくその前後もしっかり換気する
配管用の薬剤は、においがきついものや成分を吸うと体調を崩してしまうものが含まれています。修理の際、気持ち悪くなったり、気を失ったりしてしまうこともあるため、使用中はもちろん、その前後もしっかり換気しなくてはなりません。

換気扇があるタイプのトイレなら、作業前からスイッチを入れておきましょう。換気扇がないなら窓など開けた状態で作業してください。薬剤の臭いや影響は、修理後もしばらく続きます。修理が終わった後もしばらくは換気しておきましょう。

酸性とアルカリ性の薬剤を混ぜて使わない
配管用薬剤は、酸性またはアルカリ性の強力な成分が含まれています。あわせて使うと有毒な塩素ガスが発生します。掃除中に塩素ガスが発生した事例の中には、死亡事故もあるため非常に危険です。

薬剤を使うときは、酸性とアルカリ性の薬剤は絶対に混ぜてはなりません。また、使用後の便器には薬剤が残っているため、使用後しばらくは別の薬剤は使わないようにしましょう。

塩素ガスなど危険なガスが発生する薬剤は、パッケージに「混ぜるな危険」と注意書きがあります。混ぜて使えない薬剤について記載しているので、購入・使用前に必ず確認いてください。

薬品で便器のつまりを修理する方法

薬剤の選び方と使い方を押さえたところで、修理方法を学んでいきましょう。薬剤ごとに細かい違いがありますが、ここでは配管用の薬剤を使う方法を解説します。

用意する道具
まずは以下の道具をご用意ください。

・ゴム手袋
・ゴーグルなど目を保護するもの
・マスク
・マイナスドライバー
・400~500mlくらいの温水
・つまりの原因に合わせた薬剤

修理用薬剤の中には、腐食性のあるものも多いです。肌や粘膜につくと非常に危険のため、使う際は肌を保護するものを身に付けたうえで使用しましょう。絶対に薬剤を直接触らないようにしてください。マイナスドライバーは、止水栓を閉めるのに使います。

薬剤の中にはお湯を入れることで反応するものもあります。該当する場合は、40~50℃程度のお湯を用意しましょう。熱湯は便器が割れる原因になるため、必ずぬるま湯を使ってください。用意ができたら作業に移ります。

止水栓を閉めてトイレ内を換気する
まず、思わぬ水漏れや薬剤が流れてしまうのを防ぐために、止水栓を閉めます。マイナスドライバーを栓の溝に入れて回してください。止水栓は回した回数で水量を調節します。回した回数をメモしておきましょう。

止水栓を閉めたらトイレを換気します。換気扇のスイッチを入れるか、窓を開けてください。その後、ゴム手袋・ゴーグル・マスクを身に付けます。下準備が終わったら、薬剤を中に入れましょう。

薬品を取扱書に示された量便器の中に入れて放置する
薬剤の取り扱いに従って、1回分の量を入れます。お湯が必要な場合は、薬剤を入れ終わってから入れましょう。薬剤の中には、作用に時間がかかるものもあります。こちらも薬剤の量と同じように説明書に書かれているので、記載された時間まで放置しましょう。

薬剤は便器の中だけでなく、空中にも成分が広がっています。放置する間は絶対に人を入れないようにし、しっかり換気してください。

指定の時間が過ぎたら止水栓を開けて改善されたか確認する
指定の時間が過ぎたら、止水栓を開けましょう。最初に回した回数と同じ分だけ回してください。その後、便器の中を流して異常が改善されたか確認します。改善できていれば、修理は完了です。

流しても改善できなかった場合は、別の修理方法を試すか業者に修理を依頼しましょう。そのときは、ある程度換気してから次の作業に移ってください。

軽度のつまりならほかの薬剤も活用できる

トイレの故障を修理できる薬剤は便利ですが、注意しなくてはならない点が多いです。安全性の問題から、強力な成分に抵抗を感じる方もいるでしょう。

そのような方におすすめなのが、中性洗剤・重曹・クエン酸を使うやり方です。どれも家庭によくあるものですが、軽度のつまりなら改善できます。

いきなり強力な薬剤を使うのが心配な方は、家庭にあるもので修理する方法から取りかかりましょう。それぞれの使い方を解説します。

中性洗剤を使う方法
食器用洗剤や洗濯用洗剤の一部である中性洗剤は、アルカリ性・酸性の両方に効果があります。軽度のつまりなら原因を選ばず活用可能です。完全につまっているわけではないが、違和感がある場合などは、中性洗剤を活用しましょう。

使う道具は、以下の4つです。

・中性洗剤
・40~50℃程度のぬるま湯
・バケツ
・手動ポンプ

まず、便器内の水位が高い場合は手動ポンプでバケツに吸い出します。水位に異常がなければ、これらの道具と手順は必要ありません。水位を普段と同じ量にしたら、中性洗剤を100ccほど入れます。

その後、ぬるま湯をゆっくり注いでください。注ぎ終わったら30分~1時間ほど放置してから水を流せば完了です。この方法でつまりが取れないときは、先ほど解説した薬剤または別の方法で修理しましょう。

重曹やクエン酸を使う方法
重曹やクエン酸も中性洗剤のように使える道具です。重曹とクエン酸の場合は、中和作用で生まれる炭酸ガスによる刺激で配管内の汚れを取り除きます。中和反応させて泡を作り出すため、量が多いと便器からあふれます。作業の際はご注意ください。作業は以下の道具を使います。

・カップ4分の1分の重曹
・カップ半分量のクエン酸
・40~50℃のぬるま湯
・バケツ
・手動ポンプ

まず、中性洗剤のときと同じように、便器内の水位を調節します。その後、便器の排水口に重曹とクエン酸を入れてください。入れ終わったらぬるま湯を入れ、発泡し始めたら30分~1時間放置してください。放置後、水を流して正常に動けば作業は完了です。

まとめ

トイレの故障は薬剤を使えば簡単に修理できます。しかし、中に含まれる成分は非常に危険です。使用の際は注意点を守り、正しい使い方を心がけましょう。

安全性などが気になる場合は、中性洗剤などでも対応可能です。状況とトラブルの原因により、使い分けて修理しましょう。

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