水のコラム
洗濯機の異音の種類と原因について解説!修理・買い替えを考えるべき?
洗濯機から変な音が聞こえてくると、心配になるのではないでしょうか。音によっては、修理や買い替えが必要になるかもしれません。
この記事では、洗濯機の異音の種類や異音が発生する原因、そして対処法について詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください。
洗濯機の異音の種類と原因
洗濯機で生じる異音には、多くの種類があります。
1つ目は「ガリガリ」という音です。何かを削っているような、この異音。この音が一定の間隔でずっと鳴り続けている場合、モーターが劣化していることが疑われます。
しかし、一定間隔ではなく不規則に音が鳴るようだったら、洗濯槽の中に小銭や小物などが入ってしまった可能性が高いです。
底のプロペラ部分に何かが入り込んでしまうと、このような音が鳴ることがあります。
2つ目は「カラカラ」という音です。この音にも、いくつかの原因が考えられます。まず、洗濯物が多すぎることです。また、経年劣化によってこのような音が鳴ることもあります。
この場合、モーターとパルセーターを繋いでいるベルトが切れたり緩んだりして鳴っている「カラカラ」という音だと考えられるでしょう。
さらに、パルセーターのずれや、排水口の弁に何かが引っかかっていることが原因で、生じることがあります。
3つ目は「キーキー」という音です。「キーキー」と、きしむような音が洗濯機から聞こえてくる場合、小銭や小石等が異物混入したことが原因として考えられます。
異物を見つけることができない場合、軸受けの故障が原因である可能性があります。
4つ目は「キュルキュル」という音です。
洗濯機を動かしている間に鳴ることが多い音ですが、主な原因は洗濯機内部にあるベルトの劣化だと考えられます。
ベルトは、洗濯機のモーターとパルセーターを繋いでいる部品です。ベルトが緩んでいるだけでも、調子が悪くなり音が鳴ることがあります。
そのため、洗濯機を長期間使用し続けていると、ベルトもすり減って異音を発生することになるのです。
5つ目は「ブーン」という音です。この異音が洗濯機から聞こえる場合は、排水ホースが詰まっている可能性や給水バブルがしっかり開いていない可能性が考えられます。
このように洗濯機の音の種類によって、原因は変わってくるものです。まずは、どんな音が鳴っているのかをしっかり確認するようにしましょう。
洗濯機の異音の種類ごとの対処法
次に、洗濯機の異音の種類ごとの対処方法を紹介します。まず「ガリガリ」という音ですが、洗濯槽に何か混入物がないかを確かめましょう。
もし、何も見つからなかったらパルセーターのネジを取り外して、プロペラ内部に何か挟まっているものがないか確認してください。
それでも、何も見つからなかった時には洗濯機内の裏側に何か入ってしまったということも考えられます。
しかし、洗濯機の内部に関わるので、自分で対処するのは難しいでしょう。むやみに自分で何とかしようするとさらに悪化することが考えられます。
自分で対処するのが難しい場合には、すぐに専門の業者を呼ぶようにしてください。「カラカラ」という音が鳴った場合には、まず洗濯物の量を減らしてみましょう。
それでも音が鳴り続けるようであれば、ベルトやパルセーター、排水口の弁を確認してみてください。「キーキー」といった音の場合は「ガリガリ」音と同様に混入物の確認が必要です。
それでも解決しないのであれば、洗濯機がグラグラしないかをチェックしましょう。「キュルキュル」という音の多くは、ベルトの劣化や破損によって鳴っています。
そうであれば、新しい部品と交換が必要になります。しかし素人が交換することは大きなリスクをともなうため、業者に依頼することがおすすめです。
最後に「ブーン」という音ですが、この異音が聞こえた場合、排水ホースの掃除や給水バルブを開く作業が必要になります。慣れていないと難しい作業なので、自信がない人は専門の業者に依頼すると解決できます。
注意しておきたい洗濯機の異音以外の症状
ここで、洗濯機から変な音がする以外にも気をつけておきたい洗濯機の症状を紹介します。1つ目は、激しい振動があることです。
洗濯機の使用時に激しい振動がある場合、洗濯機の使用方法や設置の仕方に原因が考えられます。とくに、洗濯物を詰め込みすぎていると、洗濯機が激しく動くことがありますよね。
またタオルや毛布、シーツ類など、大きい洗濯物を洗う場合も注意が必要です。さらに、洗濯機で洗うのに適していない衣服を洗ってしまうと、振動を引き起こしてしまう可能性があります。
洗う衣服の量や種類をしっかり確認して、洗濯機を回すようにしましょう。
2つ目は、水のトラブルです。洗濯機を使用していると、吸水や排水ができていなかったり、脱水がしっかりできていなかったりなど、水に関した異変が起こる場合があります。
その中でもとくに注意したいのが、水漏れトラブルです。この場合、大きなトラブルに発展する危険もあるので、すぐに洗濯機の使用を中止しましょう。
すぐに、専門業者を呼んで対処してもらうことをおすすめします。このように異音以外にも、洗濯機を使用していると「おかしい」と感じる症状があるかもしれません。
そのような場合にも必ず原因はどこかに潜んでいます。自分で対処できない場合は、すぐに専門の業者を呼ぶようにしましょう。
洗濯機の修理・買い替えを考えるべきタイミング
洗濯機から異音がしたり調子がよくない状態が続いたりすると、修理や買い替えを検討することがありますよね。
では、具体的にどのようなタイミングに修理や買い替えをするのがよいのでしょうか。まず、洗濯機の異音が直らない場合、修理や買い替えを考えるべきです。
簡単な部品交換で済む場合であれば、業者を呼ぶ必要はありません。しかし、洗濯機の内部が劣化していたり複雑な修理が必要な場合には、専門の業者に依頼した方が安心です。
また、修理が必要になったときには、洗濯機を購入した時の保証書の保証期間を確認してみてください。
保証期間内であれば、無料あるいは安く修理することが可能です。
次に、洗濯機を購入してから6年程度経過している場合は、修理または買い替えの時期かもしれません。
ほとんど毎日使用する洗濯機の寿命は約6年程度といわれています。その時期が近づいて来れば、当然のこと調子が悪いところが見られるようになってくるはずです。
寿命が過ぎても使い続けることはできますが、状態がよくないまま使っていると、いつどこが故障してもおかしくありません。
また、6年過ぎるとメーカー側が修理用のパーツを生産しておらず、修理したくてもできなくなる可能性があります。そのため、寿命が近づいてきた洗濯機に不具合が見られた時には、修理するよりも買い替えした方がよいです。
まとめ
洗濯機の異音にはさまざまな種類や原因があります。「カラカラ」という音がした場合は、洗濯物を入れすぎている可能性が高いです。
もしくは、経年劣化が原因である可能性もゼロではありません。対処法としては、まずは洗濯物の量を減らすことから始めてみましょう。
それでも音が鳴り続けるようであれば、ベルトやパルセーター、排水口を確認してみてください。もし自分で対処が難しい場合は、業者を呼び対処してもらいましょう。
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