トイレの下水臭の原因とは?除去方法についても学ぼう! -はままつ水道職人 -浜松の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

浜松 地元密着
0120-492-315 水道修理の24時間受付 お見積もり無料

水のコラム

トイレの下水臭の原因とは?除去方法についても学ぼう!

2021年12月14日 トイレのトラブル

トイレと一口で言っても、家庭によってその形態はさまざまです。窓がなく換気扇のみのトイレの場合は、換気扇の大きさによって匂いのこもり具合が違います。また、寮などの共同トイレの場合でも、匂いの出方が異なってきます。

本記事では、一般的な家庭の水洗トイレで下水の匂いがするケースについて解説します。

トイレの下水臭の原因とは?

「トイレに入ると、下水の匂いがする…」その原因のほとんどが、便器の排水トラップにあると考えられます。排水トラップとは、下水道管からの匂いをブロックする「水のフタ」です。トイレだけでなく、家庭内のキッチン・洗面所・お風呂など、全ての排水口に設置されています。この排水トラップにトラブルが発生すると、下水道管の匂いが逆流してしまうのです。

トイレの排水トラップはどこにあるの?
トイレの排水トラップは、便器に溜まっている水がそれです。ただ水が溜まっているだけでなく、機能するある一定量が必要となります。便器内に溜まっている水の水位と、同じ水の水位が便器の裏側にも溜まっていて、「封水」と呼ばれています。

水位が低くいなると機能が効かなくなり、下水道管の匂いが漏れてきます。水がほとんどない状態では、かなりの匂いが充満してきます。それだけ、便器に溜まる封水は必要となってくる訳です。

トイレの排水トラップが機能しなくなる原因とは
トイレの排水トラップが機能しなくなる原因は、主に次の3つが考えられます。
1:排水管のつまり
2:毛細管現象
3:タンクの水が不足している
まずは、これら3つの原因を詳しく解説していきましょう。

1:排水管のつまり
排水管のつまりの前に、排水口のつまりを考えてみましょう。たとえば、お子さんが小さなおもちゃを便器に落とした場合、便器からは流れたように見えても、便器の裏側でおもちゃが引っかかってしまっているケースがあります。

また、大量のトイレットペーパーを一度に流してしまったり、おむつや生理用品など水に溶けないモノを流したりすると、排水管のどこかでつまってしまうことがあります。このつまりによって、排水トラップの水が上手く溜ってこないトラブルに繋がってしまいます。

2:毛細管現象
たとえば、水に溶けにくいティッシュペーパーを流した場合や、トイレをしながら髪をといて抜け毛をトイレに流した場合などに起こるのが、毛細管現象です。封水が溜まっている排水トラップ部から排水口に貼り付くことで、封水をジワジワと排水口に流してしまいます。

この作用によって、徐々に封水が少なくなっていき、下水からの匂いが漂ってしまいます。

3:タンクの水が不足している
タンク内では、浮き球が水の量を調整しています。浮き球の調整が悪くなると、タンク内に溜まる水の量が少なくなります。ですから、水を流しても全てが流れないので途中でつまってしまい、悪臭の原因となってしまいます。

タンク内の水位量は、オーバーフロー管と呼ばれる管が、タンク内に1本突き出ています。このオーバーフロー管に目安となる水位が刻まれていますので、その目安よりタンクの水が少なくなっているはずです。

水の量が少ないと、トイレットペーパーの破片などが、便器内に残っていることがあります。このような状況を確認したら、タンク内の水の量を疑いましょう。

窓のないトイレの掃除不足
窓のないトイレは、匂いの除去は換気扇に頼るしかありません。容量の大きな換気扇なら良いのですが、小さな換気扇だと匂いはもちろん湿気も十分に取り除くことが不可能になります。

すると、飛び散った尿や、溜まった水滴に雑菌が繁殖して嫌な匂いを発生させます。元々アンモニアが含まれていますから、その匂いは下水の匂いに酷似してきます。排水トラップに問題がなくても、窓のないトイレでは一日に数回掃除をしていないと、すぐにアンモニア臭が漂ってしまうのです。

トイレの下水臭を除去するためには?

では、トイレでの下水の匂いを除去するには、先に解説した原因に対処すれば除去が可能となります。ここでは、先の原因となるケースに対しての対象法を解説します。

1:排水管のつまりの対処法
まずは、ゴム手袋をして便器の排水口に手を突っ込んでみましょう。小さなおもちゃや大量のトイレットペーパーなどが、排水トラップにつまっていたらそのまま掴んで取り除くことが可能です。もし、「気持ち悪くてそんなことできない!」と思われるなら、次の方法でつまりを取り除きましょう。

2:ラバーカップでつまりを取り除く
ゴム手袋をしていても、トイレの排水口に手を突っ込むのは気持ち悪い方や、排水管の中のつまりを取る場合には「ラバーカップ」を使用します。ラバーカップはトイレ内のつまりを取るには優れているアイテムで、大抵のつまりはこれで取り除くことが可能です。では、使い方をご紹介しましょう。

1:水が飛び散るので便器の周りにビニールを敷く
2:便器の上面より10cm以下に水位を調整する
(不要なコップで組み上げるか、石油ポンプなどを使って水位を下げておく)
3:ビニールに穴を開けてラバーカップの柄を通す
4:そのビニールで便器全体を包む
5:ラバーカップを便器の排水口にピッタリ当てて押し込む
6:そのまま一気に引く
7:何度か繰り返えす
8:つまりがとれたと感じたら、バケツで水を流して確認する

このやり方で、ほとんどの便器内や排水管のつまりが解消されます。ただし、100%ではないので、ご注意ください。「2:毛細管現象」の原因となっていたティッシュペーパーや髪の毛などは、確実に取り除くことができますよ。

3:タンクの水が不足しているケースの対処法
タンク内の浮き球を調整して、目安の水位までタンク内の水が溜まるようにします。多くの場合は、浮き球が付いているボールタップの下部にある、リングを回すことで調整できます。また、浮き球の軸自体がネジ構造になっていて、浮き球を回すことで水位を調整できるタイプもあります。

4:窓のないトイレの掃除不足の対処法
換気扇を容量の大きなものに交換するか、掃除の回数を増やすことで解消できます。悪臭の原因は雑菌、ウイルスです。最近ではトイレ内のウイルスを抑えるさまざまなアイテムも販売されているので、これらを試してみるのも悪くありません。

普段から臭い対策をして快適な空間を保とう!

トイレは、できだけ清潔に保ちたい場所です。普段からのちょっとした心がけで、トイレつまりを防止して悪臭を防ぐことが可能となります。また、匂いの元となる雑菌をなくすことで、つまり以外の嫌な匂いを消すこともできます。

掃除はコマ目に行う
トイレ掃除は便器だけでなく、床や壁も行う必要があります。そのトータル的な掃除をコマ目に行うことで、飛び散った尿やアンモニア臭を抑えることができて、匂いを防ぐことができます。

トイレットペーパーは「大」の水量で流す
トイレットペーパーは1回の水で、確実に下水管に流す必要があります。水がもったいないからと少しの水で、便器から消える程度では途中で止まってしまいます。それが、悪臭の原因となることもあるので、トイレットペーパーは「大」の水量で流しましょう。

水に溶けないモノは流さない
トイレには基本的に、トイレットペーパー以外を流してはいけません。ただし、水に溶けるお掃除シートなど、水に溶けるのが前提であれば問題ありません。つまりは、水に溶けないものは、トイレには流さないようにしましょう。具体例を挙げれば、カップ麺の食べ残しや掃除機のゴミなどです。

まとめ

トイレでの下水の匂いの原因は、ほとんどが排水トラップのトラブルによるものです。トイレに限らず家庭内の全ての排水口は、最終的に下水道管に繋がっています。

なので、排水口には必ず排水トラップが設置されています。この排水トラップを正常に戻せば、下水の匂いは消えてしまいます。

それでも匂う場合は、他の原因を探らなければなりません。掃除をしてもダメ、換気をしてもダメなら、プロの修理業者に依頼しましょう。

浜松のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「はままつ水道職人(浜松水道職人)」

【対応エリア】

静岡市 浜松市 磐田市 焼津市 藤枝市 湖西市 御前崎市 菊川市 牧之原市 島田市 袋井市 磐田市

その他の地域の方もご相談ください!

公式LINEアカウント始めました!お友だち募集中
お電話一本ですぐに駆けつけます!

はままつ水道職人(浜松水道職人) 0120-492-315

はままつ水道職人(浜松水道職人) 0120-492-315