水のコラム
キッチンリフォームにはどれくらいの日数がかかる?
水回りが古くなってくると、「そろそろキッチンをリフォームして、最新の食洗器やキッチンを導入したい」と考える方も多いのではないでしょうか?
そう考えたとき、「キッチンのリフォームには、いったい工事に何日かかるのだろう?」と疑問に思う方もいるでしょう。
そこでこの記事では、キッチンリフォームにかかる日数や、施工の流れを解説します。
キッチンリフォームにはどれくらいの日数がかかる?
キッチンをリフォームする際の工事の目安は、標準で約2~6日となります。しかし、水回りの位置を変更したり大工工事が必要だったりする場合だと、2~3週間、もしくは1ヶ月かかるケースもあります。
■壁付からアイランドキッチンに変更すれば工事期間は長くなる
例えば、これまで壁にくっついていたキッチンをアイランドキッチンにする場合、水道の配管、電気工事、換気扇のための工事など追加の工事が多くなるので、その分期間が長くなってしまいます。
どのようにリフォームするかで、工期は異なってくるのでリフォームの打合せの際に、しっかり確認しながら内容を詰めていきましょう。
キッチンリフォームの施工の流れを知ろう!
ここでは、標準的なキッチンのリフォームの流れを解説します。あくまでも、標準的な流れなので、実際の流れと細かい点は、リフォーム業者へ相談することをおすすめします。
■養生など工事前準備
リフォーム工事を行う前には、工事と関係ない場所を養生します。これは、工事の際に、他の部分が汚れたり破損したりするのを防ぐ工程です。
また、流し台など大型のモノを運ぶ段取りや、周辺の家への工事のお知らせを行います。
■既存のキッチンの解体・撤去
まずは、既存のキッチンを解体して部屋から撤去しないとなりません。撤去の際には、玄関から搬出できる大きさまで解体を行います。
■給水管、排水管工事
新しいキッチンの図面を基に、給水管の配置や排水管の配置を行います。リフォームの際には、既存の位置とは異なる位置になるケースが多いです。そのため、既存の給水管や排水管の始末も同時に行います。
■ガス配管工事
キッチンのリフォームでガスを利用する際は、必ず新しいガス配管に交換します。せっかく解体しているので、古いガス管を交換するよい機会です。また、古いままだとガス漏れのリスクもあるので、ガス管は必ず新しいものに交換します。
■電気工事
これもリフォームの図面を基に、新しく電気工事を行います。コンセントの交換及び配置をすることで、新しいレンジフードや食洗器などの電源を確保します。
■下地工事
キッチンを取り付けるための下地工事を行います。下地工事とは、壁・天井のクロス(壁紙)の裏や、床のフローリングの裏にある下地材を水平のレベル調整をしながら、柱などに打っていく工事です。
この下地がしっかりしていないと、新しいキッチンなどを取り付けることができないので、重要な工事となります。
■キッチンパネル取り付け
システムキッチン全体の壁の部分に取り付ける、壁面パネルを取り付けます。パネルは、アルミ製・メラミン化粧(合)板・ホーロー・タイルなど、さまざまな素材から選ぶことができます。
■レンジフード取り付け
レンジフードの取り付けを行います。ザックリ言うと換気扇ですが、レンジフードには換気扇にない、ダクトとフードがあります。
■キッチン据え付け
いよいよキッチン本体を据え付けます。このときに、水道の接続、排水管の接続を行います。
■ガスコンロ取り付け(IHクッキングヒーター取り付け)
ガスコンロをキッチンにセットします。オール電化の場合は、IHクッキングヒーターをキッチンにセットします。
■コーキング
キッチンと壁の間を、シリコンでコーキングして塞いでいきます。
■壁のクロス貼り替え
最後に壁のクロスを張り替えて、キッチンのリフォームが完成します。
こんなキッチンリフォームは工期が伸びてしまいがち!
キッチンのリフォームでは、工事内容によって工期が変わってしまいます。工期が伸びてしまうリフォームには、次のような特徴を挙げることができます。
■キッチンの場所を移動する
キッチンの場所を移動すると、工期が伸びてしまいます。
例えば壁付きタイプから、アイランドキッチンに変更すれば、「ガス管、水道管、排水管、電気の配線、排気ダクトの確保」などの、付帯工事が必要となります。その分、工期が必要となりこの場合だと2~3週間程度必要になるでしょう。
■オーダーメイドキッチンに変更
オーダーメイドのキッチンは、世界にひとつだけのキッチンなのでとても魅力的です。ただし、受注生産となるため、キッチンを制作するだけで時間がかかります。
さらに、場所の移動も含めるとなると工事完了まで、多くの日数が必要となります。また、オーダーメイドキッチンに合わせて内装工事を行うとなれば、工期も1ヶ月以上必要となります。
■海外製のキッチンを輸入する
海外からキッチンを取り寄せる場合は、輸入する時間が必要となるため、発注から完了まで約3ヶ月以上かかるでしょう。
また、海外製は電気のコンセントタイプが異なるなど、詳しい専門職が工事する必要があります。スケジュールが合わないと、もっと多くの期間を要することになるでしょう。
キッチンリフォームの工期を短縮するためには?
どうしても短期間でキッチンのリフォームを終えたい場合は、次の方法を取れば工期を短縮することが可能です。
■キッチンのレイアウトを変えない
既存のキッチンが壁付きであれば、リフォーム後のキッチンも壁付きタイプにします。キッチンの大きさも、ほとんど同じものを選ぶようにします。そうすれば、リフォームの工期を短くすることが可能となります。
■段取りの良い工事を行う
キッチンの工事前日には、キッチンに余分なモノは全てない状態にしておきましょう。お皿やコップなどは、事前に整理しておいてください。職人さんがきたら、すぐに解体工事に着手できる段取りをとっておきましょう。
■季節を考慮する
雨の多い梅雨の時期や、雪の降る真冬などはリフォームには適さない季節です。また、台風シーズンも避けた方が無難でしょう。
ベストな季節は、春または秋になります。この時期を狙って、早めの予約をしておけば気候に左右されることなく、短期間で工事を終えることが可能です。
まとめ
新しいキッチンへのリフォームは、家族にとっても楽しみですよね。新しいキッチンで、なにを作ろうかなど、家族の中でも話題は尽きないでしょう。
ただ、キッチンをどうリフォームするかで工事期間や金額は大きく変わってきます。そのため、事前にリフォーム業者をしっかり話し合うことをおすすめします。
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