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トイレの換気扇は自分で交換可能?種類ごとに解説

2022年06月29日 トイレ

「トイレの換気扇は自分で交換できるの?」と疑問に感じたことはありませんか?トイレの換気扇も消耗品なので、使い続けるうちに寿命を迎えます。

寿命を迎えた換気扇を放置しておくと、換気扇の仕事をしなくなるので注意が必要です。トイレの換気は重要ですから、しっかり換気扇に働いてほしいもの。

そこで今回は、トイレの換気扇は自分で交換できるのかについて説明していきます。

トイレの換気扇の交換タイミングは?

まずはトイレの換気扇を交換するタイミングについて見ていきましょう。トイレの換気扇も消耗品なので、使い続けるうちに寿命を迎えます。

トイレの換気扇の寿命は使用頻度にもよりますが、およそ10年から15年程度だと言われています。逐一換気扇のスイッチを切ったり、ほとんど使っていなかったりする場合は15年以上持つ場合もあります。

逆に24時間ずっとトイレの換気扇をつけている場合は、消耗が激しいので8年程度で寿命を迎えることも少なくありません。

ただ、寿命を迎えていないからといって何もトラブルが起きないわけではないのです。換気扇のスイッチを入れても正常に作動しなかったり、音がうるさかったりなどのトラブルが起きる可能性はあります。

普通に使用する上で何らかの不具合が起きている場合は、換気扇を交換するタイミングだと言えるでしょう。

トイレの換気扇ごとの種類の違い

トイレの換気扇といっても、大きく分けて3種類あります。それぞれの種類の特徴を見ていきましょう。

プロペラファン型
プロペラファン型は定番の形の換気扇で、トイレの壁に設置します。扇風機と似たような構造をしており、外の空気を取り込んで換気するのが特徴です。
風力も強く、トイレ全体を換気してくれるのが魅力的です。しかし、プロペラファン型は風の影響を受けやすいので、強風の日は風の抵抗が強くて換気能力が低下する場合があります。
設置可能な住宅も限られており、高層階のマンションには向いていません。

シロッコファン型
シロッコファン型も定番の換気扇の形です。天井に埋め込むタイプの換気扇で、天井裏にあるダクト管と繋いで換気をする仕組みになっています。
シロッコファンとプロペラファンの違いは、安定した関係能力があることです。外気の風力に影響されることがないので、住宅のタイプに関係なく設置できます。

連動型
連動型は照明と換気扇が連動しており、入退室をすると人感センサーが反応し、自動的に照明と換気扇のスイッチが入るものです。連動型だとスイッチの消し忘れを防げるので、節約につながるのがメリットです。

トイレの換気扇は自分で交換できる?

トイレの換気扇は自分でも交換できます。今回は定番の形であるシロッコファン型の交換方法をご紹介します。

まずはブレーカーを落とします。安全に換気扇を交換するためにも必要なことなので、必ずブレーカーを落としてください。

ブレーカーを落とさずに作業を進めると、最悪の場合、感電したり漏電したりする危険性があります。

ブレーカーを落とすと周りが暗くなるので、スマートフォンのライトや懐中電灯、懐中電灯付きのヘルメットなどがあるとスムーズに作業しやすいでしょう。

次にトイレの換気扇のカバーを外してください。換気扇のカバーはツメで固定されているものが多いので、手前に引っ張れば簡単に外せます。

カバーを外したら古い換気扇を取り外しましょう。電源コードを手で外して、古い換気扇を固定しているビスも取り除いてください。

換気扇のビスを外してもダクトとつながっているので急に落下してくる心配はありません。あせらず、落ち着いてビスを取り外していきましょう。

すべてのビスを取り外したらダクトを手で引っ張って、巻きつけてあるアルミテープを外してください。

次に新しい換気扇に交換します。新しい換気扇とダクトをアルミテープで巻きつけてください。次にユニットをビスで固定していきます。ビスの固定がやりづらい場合は、ドライバーなどを使用して作業していきましょう。次に換気扇も同じくビスで固定していきます。

交換作業は以上で完了です。後は電源コードを繋いで正常に換気扇が作動するかを確認してみましょう。ちなみに、テスト運転は換気扇カバーを取り付ける前に行うことがポイントです。

テスト運転で正常に作業したら最後に換気扇カバーを取り付けて完了です。

トイレの換気扇を交換する際に注意するべき点

トイレの換気扇を交換する際には注意しなければいけないポイントが3つあります。
安全に交換作業をするためにも、確認しておいてください。

別の形の換気扇に交換する場合は業者に依頼する
上記でトイレの換気扇にもいくつかの種類があることをご紹介しました。同じ形の換気扇に交換するのであれば素人でも比較的作業しやすいのですが、別の形の換気扇に交換する場合は業者に依頼したほうがいいです。

例えば、プロペラファン型から連動型に変更したいという場合ですね。

トイレの換気扇を別の形に変えるとなると、もともと設置してあった換気扇の場所を埋めたり、電気配線の工事が必要になったりなど、素人の手には生えない作業も必要になってきます。

また、連動型やシロッコファン型の換気扇はプロペラファン型より構造が複雑になっているので、専門知識がなければ取り付けるのは難しいです。

換気扇にも電気配線が必要なので、専門知識がない人が行うと感電や漏電のリスクが高まります。安全に作業するためにも、別の形の換気扇を取り付ける場合は業者に依頼しましょう。

無理に自分で作業しない
少しでも不安がある場合は、プロの業者に依頼したほうがいいです。

プロに依頼すると高い費用が必要になるからと、自分で交換作業を行おうと考えている人も多いでしょう。

しかし、トイレの換気扇作業は慣れていないと怪我のリスクがあります。また、正しい手順で交換しなければ正常に作動しなかったり、周りの配線に影響を与えたりする可能性もあるのです。

怪我や感電のリスクを避けるためにも、交換作業に慣れていない人は業者に依頼した方が良いでしょう。

業者に依頼するのが一般的
基本的にトイレの換気扇の交換作業は業者に依頼するのが一般的となっています。

換気扇を交換する際は場合によって電気配線の工事や接続しなければいけないこともあります。
電気配線に関する作業は電気工事士の資格を持っていなければできないので、素人が行うと違法行為になることも。

黒の業者に依頼すると費用はかかりますが、安全にスピーディーな施工を行ってくれます。業者に依頼すれば約1時間程度で作業が終わるので、自分のライフスタイルに影響が出る心配も少ないでしょう。

もちろん専門的な知識を持ったプロが施行してくれるので、作業中の感電や漏電の心配もありません。

トイレの換気扇の交換は簡単そうに見えて、意外と複雑な工程が必要になる場合もあります。自分では手に負えないと思ったら、業者にまずは相談してみると良いでしょう。

ちなみに、プロの業者に依頼した際の料金相場は約20,000〜100,000円となっています。トイレの換気扇の種類によっても費用が異なるので、見積もりを出してもらってから依頼することをおすすめします。

まとめ

今回はトイレの換気扇の交換作業についてまとめていきました。
トイレの換気扇は自分でも交換することが可能です。

ただし、換気扇の交換作業には場合によって配線工事が必要になることもあります。配線工事は専門的な技術がなければできないので、業者に依頼しなければいけません。
また、配線工事の必要がなくても換気扇の交換作業には感電や漏電のリスクがあります。少しでも不安に思うのであれば業者に依頼して、安全に修理してもらうことをおすすめします。

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