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家庭用井戸ポンプを設置するメリット、注意点を解説!設置費用も

2022年05月11日 水のトラブル


井戸といえば、昔の水道がまだない時代のものだと思われがちです。しかし近年では災害などで水道が使えなくなったときに井戸が便利だと注目されています。

また、ガーデニングや家庭菜園にも便利なので、普及が増えています。

井戸ポンプには2種類あり、災害が起きたときの停電を想定した手動式、家庭菜園などに使うのに便利な電動式があります。

下水道料金も無料なので、水道代の節約になるのも最大の利点です。本記事では、家庭で使う井戸ポンプとはどんなものなのか、メリットと注意点、設置にかかる費用などを解説します。

家庭用井戸ポンプとはどんなもの?

家庭で使う井戸ポンプは、災害によって断水が起きたときも問題なく使うことができ、庭のガーデニングや家庭菜園にも便利なツールです。

昔ながらの井戸はつるべ式で地中に人が入れるほどの広さで、深く穴を掘って桶で水をくむというイメージの方が多いと思います。しかし現代の井戸は、地中に配管を埋め込んでポンプで水をくむ形に進化しています。

井戸ポンプは、手動式と電動式があります。手動式は手で押して水をくめるので、電気が停まっても使えます。しかし、かなりの力を必要とするので高齢者や子供には負担です。

電動式は水道水のように蛇口を開くだけで水がくみ上げられる便利なものになっています。電動式だと力を使わなくても電気の力で水をくみ上げることができますが、電気が停まると使えないという欠点もあります。

また、井戸には浅井戸と深井戸といった2つのタイプがあります。

浅井戸は硬い岩盤の上にある地下水を使う、深さが約10mある井戸です。井戸水は水質の検査基準をクリアしていれば、生活用水として使うことができます。

浅井戸は主に家庭菜園やガーデニングなどの生活用水に使う方が多いです。浅井戸であれば、比較的リーズナブルな価格で設置できます。

深井戸は、通常30mより深い岩盤の下の地下水から水をくむ井戸です。1年中水温は15~17℃くらいを保ち、オールシーズン快適に井戸水を使えるのが利点です。また、水の質や量が安定しているため、飲料水や生活用水に使うことができます。

家庭用井戸ポンプを使うメリットと注意点

家庭で使う井戸ポンプは家庭菜園など庭での作業に便利ですが、それ以外にもメリットがあります。井戸ポンプを設置すると、次のようなメリットがあります。

・水道代の節約になる
・カルキ臭がない
・断水しても使える
・常に適温で使える

井戸ポンプがあると、水道代の節約になります。井戸水は実質無料です。

下水道を使う場合は費用がかかりますが、水道代よりは節約できます。ガーデニングや庭での使用は下水に流さないので、水道料金も下水料金もかかりません。

また、カルキ臭がないというのも利点です。井戸水は雑菌消毒がされていないため、飲用に適した水であれば、カルキ臭の感じない美味しい水が飲めます。

そして災害時にも使えます。災害時に水が出なくなってしまっても、トイレや手洗いに使うことができます。また、手押しポンプであれば電気が停まったときでも使えます。

さらに井戸水は年中適温です。季節関係なく水温は一定の温度なので、ぬるい・冷たいがなく快適に使えます。

便利な井戸ポンプですが、欠点もあります。井戸を導入するには、設置費用が掛かります。メンテナンスなども必要で、その分費用が発生することがあるので注意しましょう。

また、電動式の井戸ポンプであれば電気が停まると使えないという点と、井戸水の水質によっては飲用水としては使えないなど用途が少なくなる点などの欠点もあります。

井戸ポンプの導入を考えるときはメリット・デメリットをよく理解した上で検討しましょう。

なお、災害時に水を確保するということが目的であれば、電動式よりも手動式井戸ポンプがおすすめです。

また井戸ポンプ設置工事完了後、水質の検査で飲み水に適しているかどうか検査を受ける必要があります。浅井戸の水の場合、一般細菌や大腸菌、環境汚染物質が流れ込んでいることもあり、健康被害につながってしまいます。

深井戸の水の場合は、鉄やマンガンを多く含んでいることがあり、洗濯に使うと洗濯物が黄ばんだり黒ずんだりします。このようにせっかく井戸ポンプを導入しても、水がきれいとは限りません。広い庭や畑の水やり、災害時のトイレの水に使うためのものであれば、問題ありません。

一般家庭で使う電源は100Vです。家庭で使う井戸ポンプは200Vに接続して使うものがあり、その場合は200Vの電源工事が必要となります。また周波数の問題も出てきますが、これは業者に依頼すると対応してくれるのでお任せしましょう。

家庭用井戸ポンプの設置にかかる費用

家庭井戸ポンプの設置を検討したときに気になるのが費用ですよね。古い井戸ポンプを新しいポンプに変える場合と、まっさらの状態から新しく家庭用のポンプを設置する場合とで見ていきましょう。

古い井戸ポンプの取り換え費用は、作業費と新しいポンプの購入代金、古いポンプの処分費用が必要です。作業費の相場は約4万円になります。

新しく井戸を作るには、掘削が必要です。掘削専門業者が機械でボーリング作業を行います。配管しやすい場所に50~150mmの穴に塩化ビニール管を差し込み、管を固定して井戸ポンプを設置します。この深さによって浅井戸になるか、深井戸になるかが決まります。

浅井戸だと小型ポンプ、深井戸だと大型ポンプが必要です。ポンプのサイズによって設置費用が変動します。浅井戸は約20万円前後、深井戸は100万円近くを見込んでおきましょう。

その他、メンテナンス費用もかかります。耐用年数は10年~15年となっています。家庭用の井戸ポンプは、一度設置したら永久に使えるというものではありません。取り替え時の本体一式は5万円~18万円かかり、加えて業者に依頼すると取り付け費用もかかります。 

家庭用井戸ポンプは自分で交換できる?

家庭用の井戸ポンプの寿命は10~15年です。寿命を迎えるたびに業者に依頼していては、費用もかさんでしまいますよね。家庭用の井戸ポンプは自分で取り換えることもできます。なお、1人の作業は大変なので最低でも2人で行うようにしましょう。

家庭用の井戸ポンプを取り換えるための材料や道具は次のとおりです。

・井戸ポンプ本体一式(塩ビ管+ジェット含む)
・塩ビ継手(エルボ含む)
・塩ビ管用接着剤
・シールテープ
・防食シール材
・塩ビ管カッター
・レンチ
・スパナ
・ドライバー
・保温材
・ビニールテープ

その他にあると便利なものは、ハンドドリルや電動ドライバー、レンチや軍手などです。作業開始前は、必ず井戸ポンプのコンセントを抜いておきましょう。

材料や道具はネットショップやホームセンターなどで購入できます。DIYが得意な方はリスクがあることも理解した上で、自己責任で取り換え作業を行ってください。失敗すると井戸が使えなくなったり、最悪の場合は掘り直すことになったりします。

また、井戸ポンプの接続が甘いなどの問題があると、耐用年数が短くなる恐れがあります。最低でも2人での作業がおすすめで、かなりの重労働です。取り換えは不可能ではないですが、失敗したときのリスクも大きいです。少しでも不安がある場合は、業者に依頼することをおすすめします。

まとめ

ここまで、家庭で使う井戸ポンプとはどんなものなのか、メリットと注意点、設置にかかる費用などを解説してきました。現在の井戸ポンプは、水道業者などでも取り付け可能な簡単なものになっています。

広い庭や畑を持っている方は、水道代を気にせず水やりができるのでおすすめです。電動式ポンプは、蛇口から水道水と同じように出てくるので便利です。

災害が起きたときに水が出なくなってしまっても、井戸水であれば使えます。毎月の水道代と井戸の耐用年数、メンテナンス費用などを比較して、メリットの方が大きいようでしたら導入を検討しましょう。

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