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水のコラム

キッチンメーカーが提供する便利で素敵なシステムキッチン!種類と選び方を解説!

2022年03月31日 水のトラブル


最近の住宅には、必ずと言っていいほどシステムキッチンが設置されています。

システムキッチンは、IHヒーターやガスコンロなど便利な機能がセットとなっていて便利なうえ、見た目も同系色、同デザインで統一されているためキッチンがおしゃれになります。

今回は、そんな魅力あるシステムキッチンの種類と選び方について、詳しく解説しましょう。

システムキッチンとは?

まずは、システムキッチンについて知っておきましょう。

システムキッチンとは、水を扱うシンクと水栓・調理をする作業台・ガスコンロやIHクッキングヒーター・収納・食洗器などが、凸凹なく一体化しているキッチンのことです。

■システムキッチンの魅力
システムキッチンの魅力は何と言っても、統一感と使いやすいさにあります。
普通のキッチンだとガスコンロを置く部分が低くなっていて、そこに別売りのガスコンロを設置します。

設置するガスコンロによって作業台との高さが一緒にならなかったり、炒めていた野菜がコンロの奥に転がり落ちたりと、使いにくい点が多くあります。その点、システムキッチンはつなぎ目がなく、シンクと作業台、コンロはフラットなので使いやすさは抜群です。

何よりも見た目がすっきりとキレイなのが、大きな魅力でしょう。

■食洗器もキッチンにビルトインできる
食器洗い乾燥機は、忙しい方にはとても助かるアイテムです。

一般的なキッチンだと、作業台に食器洗い乾燥機を設置するので、食材を調理するスペースが狭くなり使いづらくなりますよね。その点、システムキッチンなら、大きな食洗器もキッチンの中に備え付けにして、作業台のスペースを広く確保できます。

しかも、シンクから直接食洗器に入れられるため、床などを水滴で汚すことがありません。

システムキッチンのレイアウト

便利で魅力たっぷりのシステムキッチンですが、実際にはどのようなタイプがあるのでしょう。ここでは、レイアウトも自由になるシステムキッチンの種類について解説します。

■I型システムキッチン
I型システムキッチンは、シンクや作業台、ガスコンロやIHクッキングヒーターが、一直線に横並びに配置されているキッチンで、壁に付けて配置されたタイプです。

I型のメリットは狭いスペースでも設置が可能なことです。
キッチンのスペースが限られている中で、機能的なキッチンを探している方におすすめです。

■L型システムキッチン
L型システムキッチンは、キッチンスペースの角を利用して文字通り「L字」に設置するキッチンです。I型システムキッチンのように横並びに一直線とはならず、90度の角度がつきます。

L型システムキッチンは、使いやすさが抜群に良いキッチンです。

L型となる角には広いスペースができますし、コンロとシンクとの動線も、身体をすこし動かすだけで使い分けることが可能です。コンロ部分とシンク部分のレイアウトは、自由に変えることが可能なので部屋に合わせて選べます。

■U型システムキッチン
U型システムキッチンはコの字型に設置されるキッチンのことです。

コンロやシンクのレイアウトの自由度が高く、好みの位置に設置することが可能。しかも、必ず1辺はダイニングに面することとなるので、食事の配膳がラクに行えます。

■アイランド型システムキッチン
アイランド型システムキッチンは、アイランドと呼ばれるようにキッチンが壁にくっつかず「島」のごとくキッチンスペースの中央に設置されます。オシャレ感はシステムキッチンの中で最も優れていると言えるでしょう。

■ペニンシュラ型システムキッチン
ペニンシュラ型システムキッチンは、先のアイランド型システムキッチンの片方が、壁に面している状態で設置されるキッチンです。

開放感があり、デザインの中にはダイニング側にカウンターとなる部分が用意されていて、家族とのコミュニケーションが取りやすく、そのままキッチンで食事を済ませることも可能です。

間口・奥行き・高さの寸法

ここではシステムキッチンの、大きさについて解説します。

システムキッチンはキッチンスペースに合わせて設置できるのが、大きなメリットです。完全オーダーメイドではなく、一定のサイズが決まっています。

コンロ、作業台、シンクの各サイズを組み合わせて、スペースにはみ出ない大きさに収めて、少し空いたスペースにはフィラーなどで調整を行いますが、天板は全体をカバーするので、見た目は完全にピッタリ収まっているように見えます。

■システムキッチンの標準サイズ
システムキッチンの標準サイズは、「間口255cm×奥行き65cm×高さ85cm」となっています。

また、システムキッチンの基本寸法(モジュール)は、15cm単位となっていて、コンロは、約45cm・約60cm・約75cmの3つのサイズが基本となります。

シンクは、約65cm・約76cm・約94cmの3タイプとなります。

■高さはショールームなどで実際に確認した方が良い
キッチンの高さは85cmが主流ですが、使う方の身長に合わせて選んだ方が良いでしょう。

低すぎたり高すぎたりすると、作業がしづらいだけでなく腰や肩に負担がかかります。80cm~90cmの間で、5cm単位での調整が可能です。メーカーやグレードによっては、2.5cm単位で調整できるタイプもあります。

ちなみに、使いやすいシステムキッチンの高さは「(身長÷2)+5cm」が目安とされています。身長150cmの方なら、「(150cm÷2)+5cm=80cm」となりますので、計算して試してみましょう。

ワークトップや扉の素材

ワークトップとは、キッチンの天板のことです。

システムキッチンで最も目を引く部分であり、キッチンを印象付けるポイントです。また、ワークトップの素材によってシステムキッチンのグレードも変わってきます。

ここでは、ワークトップと扉の素材について解説します。

■ワークトップ:ステンレス素材
最もポピュラーな素材で、熱や衝撃に強く汚れも落ちやすいので、よく利用される素材です。価格もステンレス素材のシステムキッチンは、安価に抑えられることができます。

■ワークトップ:人工大理石素材
インテリア性に優れていて、耐汚性や耐衝撃性に優れています。変色しにくく割れにくいのが特徴です。システムキッチンの価格は高く設定されています。

■ワークトップ:セラミック素材
セラミックのワークトップは、耐熱性・耐汚性・メンテナンス性・耐久性・インテリア性に優れています。ワークトップ素材の中では優等生です。その代わり、セラミック素材のワークトップを使用したシステムキッチンは、ハイグレードに属して高額となってしまいます。

■扉:木材
木材を使った扉には、表面に化粧材で仕上げを施してします。使用する化粧材は、オレフィンシート・DAPシート・FFシートなどの「シート加工」したものや、ウレタン樹脂塗料などを板に吹き付ける「塗装加工」があります。

■扉:ステンレス材
扉にステンレスを使用したタイプもあります。ステンレスに、特殊な研磨など表面加工を施した扉や、色のついている樹脂塗料を焼き付け加工した扉があります。

■扉:ホーロー材
ホーローは、ガラス質の釉薬(ゆうやく)を金属の表面に焼き付けたもので、キズに強く滑らかで美しい光沢が魅力です。

まとめ

システムキッチンは部屋の雰囲気をアップさせてくれるばかりか、本来のキッチンとしての使いやすさが追求されています。ですから、使いやすく便利なので人気が高いキッチンとなっています。

ただ、キッチンのタイプ・ワークトップや扉の素材などで、グレードが異なっていて価格もさまざまです。システムキッチンを選ぶなら、ショールームにて実物を体験することをおすすめします。

とくに高さや広さは、体験していないと身体の不調にも関わってくるので、実際にキッチンの前に立ってみてから選ぶことをおすすめします。

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