水のコラム
水道修理業者に依頼可能な工事とは?業者選びのコツも知ろう!
台所や洗面所、浴室やトイレといった水回りが突然故障したら、あなたはどうしますか。
急いでインターネットで検索して何の知識もないまま修理業者に電話をすると、悪質業者に引っかかたり時間を無駄にしてしまったりするリスクがあります。
そこで今回は、水道修理業者に依頼できる工事、依頼するまでの順番と優良な業者選びのコツを解説します。
水道修理業者に依頼可能な工事とは?
一般的な水道修理業者であれば、異臭や詰まり、逆流、水が止まらない、水が出ないといった水回りに関するトラブルにほとんど対応してくれます。
■お風呂の修理
浴室で排水口や排水管の詰まり、蛇口・シャワーからの水漏れや、浴槽のお湯が溜まらないなど、一般家庭でよくあるトラブルはほとんど依頼可能です。
シャワーホースがひび割れて水漏れしているといった場合には、ホースの交換にも対応してくれますが、ユニットバスを外さなければならないような修理は対象外となります。
■トイレの修理
トイレの詰まりやトイレタンクの水漏れ、水の流れが悪いなど修理も、水道業者に依頼できます。便器・便座の修理や交換と床のクロス張替えなど、簡単なリフォームまで取り扱っている水道業者もあるため、何をどこまで依頼したいのかを明確にして相談するようにしましょう。
■キッチンの修理
水に関するキッチンのトラブルは、排水管やシンクの詰まり、水栓・蛇口・排水管からの水漏れなどがあります。もし見つけたら、業者に対応をお願いしましょう。
水道修理業者のなかには、蛇口の変更やディスポーザーの設置・交換などを受け付けているところもあるので「これは対応してもらえないかも…」といった場合にも、相談してみることをおすすめします。
■屋外の水道修理
水道修理業者は、屋外の水道に修理にも対応してくれます。
凍結や腐敗などで配管が破損したとき、漏水による散水栓の周りが水浸しになっていることを見つけたら、業者に連絡して対応してもらいましょう。
水漏れは自分で直せる?
近年、DIYに取り組む人も多くなっていることから「ちょっとした水漏れなら自分で直せるのでは?」と思った方もいるかもしれません。
水道修理業者に依頼するまでの具体的な手順
水回りにトラブルが発生した場合、想定外のできごとで慌ててしまうかもしれませんが、まずはできる範囲で応急処置を行いましょう。
水漏れを発見したら、水道メーターにある水栓を閉めて濡れている領域を雑巾で拭きましょう。そのままにしておくよりも、被害を少なく抑えることができます。また、トイレでの水詰まりで、便器内に浮かんでいるトイレットペーパーがあれば取り除きましょう。ゴム手袋や割り箸などでゆっくりとつかむのがポイントです。
便器の水位が高い状態では、修理する際に手間がかかり、床が濡れてしまう恐れがあります。そうした場合にはあらかじめペットボトルや灯油ポンプなどで汲み出して、水位を低くすることをおすすめします。
アパートやマンションといった賃貸契約の場合は、水道修理業者の前に管理会社や大家さんに電話をしましょう。建物の老朽化が原因で起こる設備の不調・故障は、一般的に修理費用を大家さんが負担してくれます。勝手に業者に頼んで修理しないよう気をつけてください。
もし大家さんや管理会社の対応が遅ければもう一度問い合わせをして、生活の支障や修理の必要性を説明した上で、修理について話を進めましょう。
また火災保険の中には、水道修理の出張サービスが組み込まれているケースがあります。入居の際に火災保険に加入した場合は確かめてみてください。ただし経年劣化や常識を外れた使い方をして故障した場合には補償外を受けられません。
緊急でなければ、少なくとも3つの業者に見積もりをして料金の相場を比べて選ぶのがおすすめです。また深夜・早朝では時間外で料金が高くなるリスクもありますので、日中に見積もり相談をすることが安くなるコツです。
水道修理業者選びのコツ
ここで、水道修理業者を選ぶ際に後悔しないためのコツについてお話しします。
■緊急時にすぐ駆けつけてくれるか
1つ目は、緊急時に即時対応して駆けつけてくれるかどうかです。
水回りのトラブルは前触れがある場合もあれば、突然起こることもあります。平日に限らず土日祝日、深夜早朝に発生する場合もあるでしょう。時間にかかわらず修理に訪れてくれる業者であれば、困ったときにも頼りになります。
ただし、深夜・早朝24時間対応できるわけではなく、特別料金がかかるところもあります。
その料金が予想外に高いこともあるため、あらかじめ時間外料金について把握しておきましょう。
■修理内容をわかりやすく説明してくれるか
2つ目は、修理内容をわかりやすく説明してくれるかという点です。
原因や状況を十分に説明せず、契約を強引に勧めてくる業者には依頼しないようにしましょう。素人でも理解できるようできるだけ専門用語を使わずに説明してくれる業者であれば、自然と信頼感が沸いてくるものです。
何が原因で不具合が起こっているのか、不具合を解消するためにはどうしたらいいのかわかれば、安心して依頼できますね。
また、なかには説明は丁寧なものの、不安を煽って本来修理に必須ではないサービスまで勧めてくる業者もいます。修理をきっかけにアップグレードを考えている場合にはよいかもしれませんが、ほとんどの場合そうではないでしょう。不都合が解消されればそれで問題ないはずです。
もしも不要なものをおすすめされたらはっきりと断りましょう。断っても再度話をもちかけてくるようであれば、場合によっては修理をほかの業者に依頼したほうがいいかもしれません。
■修理の料金は明朗・適正か
3つ目は、修理料金がはっきりしていて、適正価格であるかどうかです。
公式サイトや問い合わせの回答として、修繕に必要な費用が具体的に明記されていて、常識の範囲内かどうかを判断することが大事です。料金にいまいち納得できない場合や、相場より高いのか低いのかわからないといった場合には、ほかのサービスと比較して判断しましょう。
最後に、修理業者の技術力が可視化されているものかを確認しましょう。
市町村の水道局から「給水装置工事を適正な技術で施工できる」と認定されている水道局指定工事店(指定給水装置工事事業者)や、知識と技術力の両方を備えているエンジニアの資格である配管技能士(1級・2級)がいるかどうかがチェックポイントとなります。
多くの水道業者では、公式サイトで過去の実績や施工事例を紹介しています。
まとめ
今回は、水道修理業者に依頼可能な工事と業者選びのコツを紹介しました。
水回りのトラブルに遭遇してから慌てて業者を探すのではなく、あらかじめ自宅付近で候補をピックアップしておけば、万が一に備えることができます。
事前に自宅周辺の業者を調べ、目星をつけておくようにしましょう。
浜松のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「はままつ水道職人(浜松水道職人)」